ふるさと納税のススメ
ふるさと納税についてお友達に教える用のメモ
なんで急にふるさと納税の記事？
ふるさと納税はお得、ふるさと納税やらないやつは情弱、ふるさと納税前はよかったけど今は微妙など耳にはするけれども私の周りでは私を含め誰もやっていない。みんなよくわからないという。
私は今年からやりたいと思っているので記事にまとめてみようと思う。
前提として、わかりやすくするためにあやをつけて書いている。正確な目的などは国のホームページをご覧ください。あくまでも資本主義的に得をするかどうかだけで書いてます。
ふるさと納税ってなに？おいしいの？
ふるさと納税とは『自分で選んだ自治体に寄付をすると、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除を受けれる』 制度である。
これは簡単に言ってしまうと『これから払う税金の一部を前払いするだけで米とか牛とかもらえる』ということになる。
個人事業主でもサラリーマンでも公務員でも利用できる。公務員でも利用できる。意外とここ知らない人多い。
所得税とは黒字で儲かったお金にかかる税金です。
サラリーマンだと、

このピンクの丸のところだ。毎月とられている。
個人事業主の場合だと確定申告で申告してとられてるのがこの所得税だ。
同人作家の場合だと一年間の売り上げからかかった経費を抜いたものが所得で、それがとっても黒字だとこの所得税がかかる。
ここまではいいだろうか。
自分で確定申告してればうっすらわかるかもしれないが、案外給料もらってる人は意識してないかもなーと思って書いた。
年金が高すぎて所得税目に入らねえよ
緑のアンダーライン、住民税は住んでるところによってまちまちだが大体取られている税金だ。
この所得税・住民税は国が年収によって金額を決めている。所得税はほとんど儲けがなければ０円だし、たくさん儲けたらまあまあかかる。住民税は儲けの他に住んでる場所によっても変わる。東京は高いってポルノグラフィティも歌ってた。
ここまでで税金って取られてるんだなあってわかればOK。
とられてるのだ！ﾃｹｯ
こんな顔してていいよ。
サラリーマンや普通の個人事業主ならば、来年もおそらく収入はあるだろう。きっと来年も所得税や住民税をとられるだろう。
そこで、その税金の一部をなんと今年のうちに払ってしまえるのだ！！
…そんなこと言われても…なんのために…？
それはね、来年の税金の一部を先に、『好きな市町村』に払うと米とか牛とか酒とかがもらえるから！！！
そうこれがふるさと納税。
ただ税金払うだけだと何ももらえないが、来年どうせとられる税金の一部を先に払うと物がもらえるのである！！
注意点としては2000円は自己負担金なので正確には実質2000円で米とか牛とか酒がもらえる制度である。私はこれを思い切り勘違いしていた。
で、なんでこれがお得なのかと言うと、実質2000円でもらえるものが豪華だからだ。
2000円で名産品がもらえるだけなんだけどすごい豪華なんだよ
例えば年収3１0万円くらいだと、税金を三万円分先に払うだけ（ふるさと納税）をすると実質2000円で
米12kg 黒毛和牛1kg 豚4kg くらいもらえる。
頭おかしい。
私は初めてこれを見た時、『米12kg10000円かあ。楽天ならもうちょっと安いのあるけどなあそんな安いかなあ』と思っていた。
この下に書いてある10000円は、米の値段ではありません！
ふるさと納税の金額です。さらに、自己負担2000円はこれらひとつ一つにつきではなくて、
一年間のふるさと納税額合算のうち2000円でいいんです。
頭おかしい。
つまり、これが年収二千万だとふるさと納税可能額は50万円とかになり、実質2000円で家電とかロールスロイス付き一泊二日の温泉旅行とかがもらえる。
ふるさと納税は年収や扶養家族の数により決まる上限額までならいくら寄付しても実質2000円（残りは全部控除される）ので、たくさん払った方がもらえるものが豪華になる。
これを利用して一年間の米代とか酒代とか全部ふるさと納税にしてる人がいます。家電とかもあるよ。
つまりふるさと納税っておいしいのだ！！ﾍｹｯ
さて、たまにふるさと納税は税金が安くなると思っている人がいるがそれは違う。税金は変わっていない。先に払っている分が来年取られなくなるだけであり、さらにもっと言うと2000円は持ち出しになる。
さらに、来年もし今年よりも収入が大幅に下がって税金ほぼなしになれば今年のふるさと納税はただの善意の寄付になる。
だがふるさと納税は別に満額までしなきゃいけないわけではないので少なく寄付しておくことも可能だ。そして大体年収が決まっている、毎年少なくとも住民税は払っている人なら得の方が多い。豪華だから。米とか実質お金じゃん？？
ふるさと納税についてわかりづらくなるのは確定申告するしないによって説明が変わってしまうことだと思います。なので最初から分けておきます。
具体的なやり方
→会社員・公務員でふるさと納税
→個人事業主でふるさと納税（会社員でも確定申告してる方はこちら）
