はてなブログでCSSでキャラアイコン吹き出し表示
そして3人はしあわせにしあわせにくらしましたとさ。
この顔アイコン実装に甘味処がすごくがんばってくれたよ。
我々は今年のバレンタインを忘れないだろう。
〜 /*吹き出し形式練習*/ .kao { margin: 20px; border: 2px solid #555; border-radius: 10px; width: calc(100% - 100px); padding: 5px 10px; top: 10px; position: relative; left: 70px; } .kao:before { content: ''; position: absolute; top: -20px; width: 75px; height: 75px; background-position: center; background-size: cover; background-repeat: no-repeat; left: -80px; } 〜
で、上に加えてなんかの記事ページにキャラアイコン貼って、右クリックからURL取得して、CSSに以下に追記
これはアイコンの数だけ。
〜 .souda:before { background-image: url("https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujasin/20200214/20200214143353.png"); } 〜
CSSの記述はここまで。あとは記事のHTMLに
こうですよ。
〜<div class="kao souda">ここにセリフおんぎゃああ</div> 〜
やったーーーこれはわーい度たかいぞおお
神々の巨大採石場#2
カミングスーン
レン高原#1
えーでは、ブーンってなってて、あなた方は今非常な振動を感じています。
ガタンガタンッ!ガタンガタンッ!と激しく揺れる車内で気が付きました。
二人の人間と、一匹の大きな黒い犬が乗り合わせています。
メッセ、左右田、田中の3人はパジェロで不毛の荒野を爆走しています。
レン高原スタートです。
〜レン高原〜
運転しているのはメッセ。助手席には真っ青通り越して青灰色の顔をした左右田。
後部座席で伏せの態勢の、犬の姿の田中。通称タナトス。
左右田は窓を全開に開けて首を外に出すとそのまま嘔吐しました。
ゔおえぇぇって吐いてます。
胃の中にはあまり物は入ってないようです。
後方からは黒い巨大な蛇のようなものが砂煙を立て追ってきています。
左右田がメッセの指す方を見ます。ピラミッドにそっくりな、見覚えのあるシルエットの街があります。
部屋片付けてないけどまぁいいやとメッセが言います。
3人ともレン高原にいきなりほっぽり出されるシチュエーションは、名作シナリオ『正気の街』の導入と同じです。
違う点は、彼らにはもう帰る場所がないということです。
レン高原は口にするのも恐ろしい汚れた神官やら神格やら古のものやら…とにかく化け物の巣窟です。足を踏み入れた物は帰ってこれないでしょう。
跳ねるパジェロの車内で、メッセは呟きました。かつての家だったピラミッドが、砂煙で見えなくなるのを感じながら。
左右田の顔色は死体よりも悪く見えました。
田中、タナトスはじっと動きませんが酔ってる様子はないようです。窓の外を見ないようにしています。
窓の外には蛇の化け物の他に、人間よりも大きな気色悪い両生類が数頭、ウロエロしています。ムーンビーストです。
さあどうする?
ハンドルを持つメッセに、左右田が苦し紛れにオーダーします。
とりあえずは化け物から逃げるのが先決、アクセルベタ踏みでパジェロは引き離します。
向かう先には山しかありません。
暗く陰気なレン高原の、西にある岩の山脈へと彼らはまっすぐ向かっていました。
iPad pro第三世代12.9インチとiPad第七世代10.2インチの描き心地比較!(絵描き目線)
iPadの比較記事だす。昨年iPad pro第三世代を購入し非常に快適に使ってました。iPad 第七世代がうちに来たので、Apple Pencilの描き心地比較をしてみます。
前知識としては、iPad proの方が視差と遅延が少ないはずです。
また、iPad proの方がスペックが高いのでクリスタで原稿などするのに有利だと思います。なので今まではお絵かきマンはiPad pro一択!だったのですが、最近混じるiPadがメキメキ実力を伸ばしているので気になったので試してみようと思います。
ででん!
純正メモで描き心地を比較しました。
結論!
変わらない!!!
むしろペン先すり減ってないぶんiPad 第七世代の方がよい…?
そんな!!ペン先にズレがあるって他のレビューでは書いてあるのに!
Wacom Contiq13HDを持っていたのにもかかわらず視差が気になって買い替えてしまった自分は神経質なんだと思っていたのに!全く違いがわからない!くやしい!
というわけで購入するならiPad無印いいですね。iPad 第七世代買ってみて、だめだあどうしてもぼかぁproがいいのだぁってなってから下取りプログラム出してproに買い替えがよさそう。なんせ値段が全然違う。34000円と12万円弱だもの。
スペックは?クリスタうごくの?
2018proはA12X Bionic
第七世代iPadは第4世代A10 Fusion
どちらもiPad版クリスタを動かすには十分ですが、どのくらい差があるものなのか。
proでも、100ページくらいの漫画を下書き状態でいじろうとするとフリーズします。30Pくらいのファイル三つに分けた方がよい。
これはだいぶ差がある。iPad proのほうは、2017MacBook Proを上回る性能なのに対して、iPad 第七世代のほうはおそらくデスクトップパソコン並みとはいえメモリが3Gなのが足を引っ張りそう。
ただどうせPC版のクリスタ使わないと100ページ超え現行ができないのだから、ファイル分割してiPad 第七世代でいいような気もする。
じゃあproじゃなくていいじゃん!第七世代iPadでいいじゃない!!
そうなんすよ。、ただね、圧倒的にproの良い点があって、それが、サイズが大きいってことです。
12.9インチの正義。
12.9インチは10.2インチよりだいぶ大きい。そして、12.9ですら画面小さく感じることがあるくらいなんで。
特にクリスタのパレットがな…
パレット全部たためばほぼ原寸のB5原稿ができるのはproの方だけなんですね。あと、二画面作業はめっちゃやりますがこれも12.9インチの方が広くていいです。
お金かけれるなら、proはデメリットないからpro一択でしょう。私のメイン機はiMacではなくiPad proですから。
ただ、コスパが全然違うので、iPad 第七世代を買って、そのあとpro12.9に買い替えた方が気分がいいと思います。
iPad 第七世代、本当によくできています。Macにサイドカーで繋ぐんだったらスペック問題も起きない。
以上です
わかりやすい解像度講座
絵描きには必須、絵描きじゃなくてもオタクさんには必須です。
そんなわけで、レベルに分けて超簡単な説明と、少し踏み込んだ説明をします。
同人誌の表紙、解像度いくつって印刷所さんが指定してます。
解像度…?わからん!もうむり!
なりますよね…
私のつまづきポイントは
レイヤー、解像度、塗り足し裁ち落とし、RGBとCMYK、モニタと同人誌の色が違う(カラーマネジメント)あたりでした。
絵描きになにか頼んだり、アンソロに申し込もうとしたら、『解像度はいくつ』など言われることがあると思います。とくに最近はデータですからね。
そんなわけでいきます。PC苦手な子猫ちゃんたちも、日本のIT大企業I.D.E.Aの社長に習えば大丈夫!()茶番始まるよー
【PCちょう苦手なハムスターちゃん用のせつめい】
ハム「ねえねえ社長。かいぞうどってなぁに?」
社長「解像度ね。そんなこと考えるからわからなくなるんだよ。」
ハム「でもね。イラストではだいじなんだって」
社長「大事だね。気合を入れて描いたイラストが、プリントアウトしたらちっちゃかったり、ガッサガサだったりになるのは『かいぞうど』が原因なんだ。」
ハム「うーん。でもね、解説サイトとか見てもあたまこんがらがっちゃう><もうわかんなくていい」
社長「そうわからなくてもいい。君の頭ではきっと理解できない。だから、おぼえるんだ。」
ハム「どおゆうこと?」
社長「解像度は、72dpi、350dpi、600dpiのみっつがある!!!」
(dpiは単位です。絶対に深く考えないでね?お兄ちゃん)
ハム「うん。」
社長「おしまい。」
ハム「ええー!他にもあるでしょ!」
社長「いや、これしか使わないんだよ、うん。」
ハム「じゃあじゃあ。ハムはどうしたらいいの?」
社長「簡単だよ。絵を描くときは必ず、300~400dpiで描けばいいんだ。それだけさ。」
ハム「ネットにあげるようの絵を描くときは72dpiなの?」
社長「違うよ。300で描いて、縮小したりするんだ。縮小はできるけど、拡大はできない。大は小を兼ねるからね。うん。」
ハム「300で描いて、72にすればいいんだよね?」
社長「72にする必要はないね。100でも120でも、なんでもいい。ちょうどいいと思う大きさに解像度を小さくして、アップするだろ?それを誰かが保存したら、勝手に72dpi(もしくは96dpi)になっているんだ。」
ハム「うーん。わかったはずなのに胸の中がもやもやするよぅ」
社長「君の頭ではそれが限界だからね?ここまでかな。」
~ハムスターレベル終わり~
【PC初心者うさちゃん用の説明】
うさ「社長~!PCでイラスト描いたんだけど、印刷したらちっさくなってしまったうさ!」
社長「…誰が小さいって?」
うさ「社長はちっさいけど今はそれどこじゃないうさ!」
社長「…うん。解像度ね。君の絵は解像度が足りなかった。終わり」
うさ「あやまるから!ちっさいっていったのあやまるから!ちゃんと教えてうさ!」
社長「…いいだろう。解像度については何を知ってる?」
うさ「webだと72dpi、印刷なら300いくつとか、モノクロ漫画原稿は600うさ!」
社長「うん。それで、君は72dpiのイラストをどうして印刷したんだい?」
うさ「だって、画面ではおっきく表示されてたうさ!」
社長「なるほど。じゃあ実例を見てみよう。」
社長「まず、このリヴァイを見て欲しい。B5のノートの片隅に描いてあるね?かなり小さめのイラストだ。表紙とかにはならないね。」
社長「画面で見るとこんな感じだ」
うさ「72dpiのほうは荒れてるうさ」
社長「本来の画像の大きさよりも拡大してとったスクショだからね」
うさ「300dpiのままネットにあげれてるうさ!」
社長「上げれてないよ。この画面から、上の300dpi兵長を右クリ保存すると96dpiになっているから。」
うさ「???」
社長「上の見え方はあくまでも例えなんだ。実際には、モニタ上だと拡大しないかぎり区別はつかない。ネットに上げた途端に、72もしくは96になってしまうんだ。」
うさ「じゃあネットの画像は、大きく見えても印刷できないうさ?」
社長「うえのリヴァイを印刷してみようか。」
うさ「72dpiのリヴァイちっさ!!!!!」
社長「そう。モニタで見るより更に大きさに差があるね?」
うさ「300のほうは、下書きと同じ大きさうさ!」
社長「300dpiで読み込んで、300で印刷したからね。じゃあここで問題だ」
うさ「?」
社長「150dpiのリヴァイを印刷したら、どのくらいの大きさだと思う?」
うさ「えーと、72よりおっきくて、300よりちいさいうさ!」
社長「おしい。正解は、300のリヴァイの半分の大きさになるんだ」
うさ「それがなんのやつに立つうさ?」
社長「例えば。A5(小説本表紙サイズ)で600dpiのリヴァイとA4(小説本見開きサイズ)で300dpiのリヴァイがある」
うさ「ふむ」
社長「十分大きな紙に印刷したらどちらが大きいと思う?」
うさ「ええーと。…むむ?」
社長「わかったかな?」
うさ「同じ、うさ?」
社長「そう、同じ大きさなんだ」(A4にいっぱいいっぱいになるよお兄ちゃん!)
うさ「致命的にわからないうさ!」
社長「それはね、君には解像度の定義を教えていないからだよ。そしてそれを教えると君の頭が爆発してしまうからね?」
うさ「ああー!わかったはずなのにもやもやするうさ!」
社長「フフ・・・でも印刷の時の大きさはわかっただろう?」
うさ「ネットで嫁の画像拾って印刷のたびに泣いてたうさ」
社長「最初から解像度の高い嫁を探すことだね。72dpiの画像をA4に拡大しても汚くなってしまうから。」
~PC初心者うさちゃん終わり~
【がんばる猫ちゃんようのせつめい】
猫「結局解像度ってなんなのにゃ!?」
社長「どうしたんだい、子猫ちゃん」
猫「ニャーは、いっぱい勉強したニャ!でも、解像度は、状況によって変わってるようなきがするニャ!」
社長「たとえば?」
猫「解像度は、高い方が綺麗だけどPCが重くなるんじゃなかったのかにゃ?」
社長「高いほうが重くなるよ。PCのスペックを要求するね。」
猫「にゃのに、ポストカード用の解像度が高いイラスト(300dpi)を描いていてもPC全然重くにゃーのに、ポスター用のA1イラストを低解像度(150dpi)で描こうとしたらフリーズの嵐にょん…」
社長「後者のほうが重いに決まってるだろう」
猫「う?」
社長「前者は1181×1748pixel、後者は3508×4961pixel」
猫(なんか胸糞悪そうな単位が出てきたにゃ…!)
社長「そもそも、解像度とは何かというと、」
猫「うぅ…聞きたくないけど知りたいニャア」
社長「dpiとは「dot per inch」の略で、1インチ(約2.5センチ)の中にいくつの点があるのかを示している」
猫「わからん!」
社長「ドット、がわからない?」
猫「ドット絵ならしってるにゃ」
社長「ドット絵は、□が集まって絵のように見えてるだろう?」
猫「うん」
社長「あの□をピクセルと呼ぶ。解像度(dpi)は、2.5センチ(1インチ)あたりに何個の□が並んでるかを表しているんだ。」
猫「わかったような…」
社長「ここで僕のドット絵を見てもらおうかな」
社長「このドット絵は、48×48pixel。つまり上下左右に□が48コ並んでるわけだね?」
猫「???なんで72dpiにゃのに」
社長「落ち着き給え。この絵はね、1.7センチしかないのだよ?」
猫「ちっさいにゃあ」
社長「…うん。でね、dpiの定義はなんだった?72pixelは2.5センチあたりの話だろう?換算すると同じだ。」
猫「ああ。ニャルほど。でもめんどいにゃー」
社長「だからね、なにもピクセルと解像度どっちも見る必要はないんだよ。解像度は用紙の大きさとセットで見る。ピクセルはピクセルだけで見る。まあピクセルで考えることなんてドット絵描くときくらいだけどね。」
猫「解像度から遠くなったにゃ!」
社長「なってないよ?君のポストカードイラストははがきサイズ300dpi、ピクセルで言うと1181×1748pixelだ。」
社長「つまりね。2.5センチあたりに300の□が並んでる密度で、はがきサイズって意味だよ」
猫「それはにゃんとなくわかった」
社長「一方、ポスターイラストの方は、2.5センチあたりに150の□が並んでいて、おおきなポスターくらいの大きさだ。いくら密度が低くても、こちらのほうがおおきいだろう?」
猫「うう…で結局どうすればいいにゃあ…」
社長「2.5センチあたりにね、□を72コと、□を300並べるのとどちらが綺麗な線になる?」
猫「多いほうがなめらか…?」
社長「そうだね。だから解像度は高いほうがいい。□を減らせば、解像度が低くなる。じゃあ高くしたくなったとしても、失われた□は戻ってこない、だからそこは空白になる。一度縮小して拡大すると汚くなるのはそのためだ。」
猫「にゃるー。じゃあとにかく高解像度にしとけばいいにゃあ」
社長「…2.5センチあたりに、3000の□があることを想像して見給え」
猫「…??想像できないニャア。」
社長「おそらく、肉眼では認識できないだろう。そして、そのイラストのサイズはじゅうたんぐらいになるだろうね。」
猫「うん」
社長「そんなものをきみのPCや印刷所は処理できるのかな?」
猫「厳しいニャア…てか、そんなサイズでも、ネットにあげたら72になる?」
社長「ならないよ。”大きすぎます”って言われてうpできないだけだからね。」
猫「ふーん。じゃあやっぱり高解像度って言っても400くらいがいいとこなんかにゃー」
社長「そうだね。だから、300~400dpiで、用紙サイズ(A5、B5、A4、B4)で描くのが一番いいんだ。」
猫「ならこんな長い話いらないにゃ!」
社長「まぁまぁ。知識は大事だよ?」
~頑張る猫ちゃん編おわり
★まとめ
解像度は300~400で!
RGBからCMYK変換がくすむ、表紙が汚くなる問題と解説
同人誌の表紙がくすむ!色が汚くなる!
RGB?CMYK?ごめん最初から説明して
とにかく!今回の表紙は『鮮やかな青』や『ビビッドなピンク』なの!
これ綺麗に出せなかったら困る…
みたいな解説記事です。
自分の絵はRGBでもCMYKでもないから関係ない、
絵師さんはRGBにできないと思う
RGBなら鮮やかだって聞いたから、表紙もRGBのまま、モニタと同じ色で刷ってほしい!
全部知り合いから聞いたことがあります。
エーまず断言できるのは、カラーの絵で、RGBでもCMYKでもない絵など存在しません。
パソコンで見る絵は全てRGBですし、印刷物はすべてCMYKだからです。
なので絵師さんの絵は、LINEでもらったときはRGBですし、同人誌になればCMYKです。
なんだ簡単じゃんRGBがデジタルで、CMYKがアナログってこと?
そうでもないのです(´・ω・`)
これが問題ででしてね、『パソコンの画面で見れば鮮やかな色が、いざ印刷するとくすんでいる』
この現象につながるわけです。
なので、もう少しRGBとCMYKについて読んでいってね。
①RGBとCMYKって言葉がむずかしいよ
RGBとは!!
レッド!(赤)
グリーン!(緑)
ブルー!(青)
の頭文字です。
赤青緑です。
次に、CMYKとは!!
シアン!
マゼンタ!(ピンクっぽい赤)
イエロー!(黄色)
黒!
の頭文字です。なお↑の文字の色はカラーコードで指定しているのでこの色です。
ええーー…ほとんど一緒じゃん…てかなんで黒はクロなんだよブラックでBじゃないのかよ
とか
マゼンタは赤じゃないの??なんでピンクっぽい赤って…落ち着かねえよ
とか有ると思います。
しかしRGBとCMYKはもっと大きな違いが有るんです。次行ってみましょう!
②RGBは光!CMYKはインク!
RGBは赤緑青の光のことなんです。
これ、演劇部で照明だった人なら分かると思うんですが、赤と緑と青の光を一箇所に当てると色は、白です。
さらに光なのでまばゆい色味は得意です。
古めのブラウン管テレビはすごーく近づいて見ると、この光の点々を見ることができます。
一方、CMYKはインクです。青と濃いピンク赤と黄色と黒のインクを混ぜて色を表現します。
絵の具と一緒です。
思い出してほしいのが、絵の具で絵を描いたあとの筆洗うバケツの水です。
真っ黒に、茶色くなっていきますよね?いろんな絵の具が混ざると色が黒くなるんです。
じゃあ紫ってどうやって作りますか?
RGBなら赤と青の光を混ぜて作ります。光なので鮮やかです。
CMYKなら濃いピンクと青と、色味によっては黒を少し混ぜて作ります。
インクなので、混ぜれば混ぜるほど黒に近づきますよね?
つまり紫や緑など混ぜる色はあざやかに出ないんです。
ってことは、パソコン上だと何色でもあざやかに出るのに、印刷すると青(シアンそのまま)、濃いピンク(マゼンタそのまま)、黄色(イエローそのまま)以外の色はすべてくすむんですよ。
というのがRGB(光)をCMYK(インク)にするとくすむ理由です。
もう一度見てください。
紫のとこわかりやすくくすんでいます。
ちなみに左右田くんのパンツの色はRGBじゃないと出ない筆頭な気がします。
布製品なのに?って感じですが彼ゲーム媒体の中の男だから……
③RGBデータとCMYKデータって?
表紙データを作ると、RGBデータかCMYKデータかって聞かれたり印刷所で指定されてたりします。
でもこれおかしくない?だってパソコンで見ればRGBで、印刷したらCMYKなんでしょ?
なら、印刷所にパソコンから送るデータはRGBだし、印刷所で印刷機械にかかったらその時からCMYKなんじゃない?
私はそう思ってました
えっとですね、たしかにそうなんです。だから、印刷物がRGB(光)ということはありえません。
光…光るインクみたいなものを使えば…いや無理ですね笑
だって三色混ざると白くなる光はインクにはできません。この世にはRGB(光)の印刷物はないわけです。
なので、RGBで入稿しても出来上がるのはCMYK(インク)です。
ですが!
CMYK(インク)のデータは存在するんです!つまり、『印刷物の、モニター表示』のようなものです。
???ってなりますよね。え?パソコンの画面はインクじゃないよって。
もちろんそうです。これはお絵描きソフトや画像編集ソフトで、
パソコンの画面上で、『印刷するとこんな感じだよ』って見せてくれてるんです。
このCMYKでデータを作ると、ちゃんと印刷に出ない色を印刷に出る色にしてくれます。なので、あざやかなピンクで塗りつぶしてもちゃんと画面上でくすみます笑
多くの印刷所さんではCMYKデータで入稿してねって言っています。
Photoshopの画面。RGBにチェックが入っている。これをCMYKカラーにすると、『色味が変わっちゃうけどいいのお?』みたいなことを聞かれます。仕方ないね。
結論 CMYKで表紙は保存しよう。そうすれば出ない色を使わなくてすむし、イメージ通りできるよ!
~閑話休題~
④RGB(パソコンの画面上)で描いたデータを、CMYK(印刷物用)にする→くすむ
くすみます( ^ω^)
どーーーーーーしてもくすみます。
ただし、すこしでもくすませない方法はあります。
ただこれはカラーマネジメントとかいう厄介な代物が出てくるので、ここでは省略します。
なので、どうしたらいいのかだけ書いていこうと思います。
鍵はRGBを『変換する』ってところにあります。
この変換が、
すごくいいパソコンのディスプレイとすごくいいソフトを使って、上手な人がやれば綺麗にできます!!
雑
でも光とインクの壁は超えられません。それを踏まえて以下をどうぞ!
【第一問 じゃあなにやっても無駄なんですか?この表紙綺麗に出ないんですか?】
そうなりますよね(´・ω・`)
しかしそんなことはないのです。大手さんとかめっちゃ表紙綺麗じゃないですか!
まあ大手さんは表紙綺麗じゃなくても絵が綺麗なんでなんの問題もないですけどね!
というわけで
【回答 印刷所さんががんばってくれます】
もちろん、印刷所さんによります。
というわけで、印刷に出ないようなあざやかな色を出すのが得意な印刷所さんに頼めばOK。
(サンライズさんに入れて、お金さえ払えば綺麗になります)
っていうのは乱暴なのでもう少し印刷所さんの選び方、というかそれをやってくれる印刷所さんの探し方を書きます。
まず大前提として、印刷所さんと絵には相性があります。同じデータでも印刷所さんによって色味が変わります。
赤みがかったり黄色かったり…それは色合わせの話になり、RGBとCMYKより大変な話なので置いといてください。
【PC画面上であざやかな色(印刷に出ないような光の色)をなるべくそのまま表紙に出してくれる印刷所さんの探し方】
1 RGB入稿を受け付けてくれるところ
…つまり、印刷所さんのほうで印刷に適したデータに直してくれるってことです。(RGB→CMYK変換をやってくれる)
RGB(光)のまま印刷してくれるわけではありません!
不可能です。
けど自分でやるより綺麗にやってくれる可能性が高いです。
2 RGB印刷専用のモードがあるところ
シアンマゼンタイエローの普通のインクでは限界があります。
ですが、RGB(光)に少しでも近く印刷できるように、特殊な印刷機械やインクを持ってる印刷所さんもあります。
そこまでじゃなくても、マゼンタに蛍光ピンクを混ぜている印刷所さんは多いです。
理由?表紙の乳首の色がきれいに出るからじゃないですか?
(※2018年現在、表紙に乳首は推奨されていません。片方隠しましょう)
これは印刷所さんによってモードの名前が違ったり有料だったり無料だったりします。
というわけで上記の2つを満たしている印刷所さんに電話して聞いてみてください。
データ送って相談に乗ってもらうのも良いでしょう。
RGB印刷の専用のモードがあるところはRGB入稿を当然のように受けてくれます。というかRGBで入れないと、そのままの色味で出すのは不可能です。
くすんだ色を入稿すればくすみます。
以下、思い当たる印刷所さんとそのモード。
関西美術→カレイド(広演色印刷)
スズドウシャドウ→カレイド(広演色印刷)
サングループ→カレイド(広演色印刷)
PICO→Vivid カラー
アクシス→広演色印刷
コーシン→PREMIUM COLOR 虹
グラフィック→ビビッドカラープリント
サンライズ→Vモード
ブロス→カレイド(広演色印刷)
ねこのしっぽ→広域色Bload差し替え
スターブックス→RGB再現性重視※2018年11月現在オンデマンドのみ。オフセットもやってくれるの待ってる
松本コロタイプさんはマゼンタのみカレイドインクです。
【第二問 すごいあざやかで綺麗な印刷物あるじゃないですか!モニターそのままみたいな!】
ではここで腐男子先生を御覧ください。
腐男子先生!!!!! (ビーズログ文庫アリス) [ 瀧 ことは ]
これ書店で見てもあざやかなピンクです。このピンク、普通にCMYKで印刷しても出ません。
書店にならんでいる蛍光色の本、これによって納得がいかなくなってるんです。
すなわち!印刷物がくすむ実感がなくなる!
【回答 それはCMYKではないのです。いわゆる特色です】
特色とは、シアンマゼンタイエローではなく、『こうこうこういうあざやかな紫のインク』というものです。
これがさまざまな色あります。ブランドで言えば、エルメスのロゴとかそうです。
あの青緑みたいなエメラルドグリーンも、CMYKで作れば超くすみます。
あの色のインクがあるんです。
これ、同人誌の表紙でも使える印刷所さんあります。
特色はその部分だけ別レイヤーか別ファイルでモノクロでデータを作って、
『DICのほにゃらら番にしてください』みたいに指定します。DICはまあ、特色にはいろんな絵の具メーカーがあるんだなって感じです。
で、この特色なんですが、パソコンの画面上では正しい色味が見れません!
インクなので。
なので特色のカラーチップというものが売っています。
こんなやつです。
数万円します…
プロのデザイナーさんとかなら持ってると思いますが、まあ、えっと画材屋さんなどで売っています。
大きな声では言えませんが、サンプルや見本を置いてある画材屋さんもあるってことです。
つまりはそういうことです。察してください。買うことをおすすめします。
蛍光色のみなら基本色に入ってる印刷所さんもあります。あかつきやトム印刷なんかも基本色に蛍光入ってます。
また、大陽出版、緑陽社、サンライズなどは四色印刷+蛍光色のセットがあります。
あと特色が使える印刷所さんは意外と多くて、ホームページに書いてなくても問い合わせたらあったりします。
聞いてみてください。特色の指定の仕方も印刷所さんによって違います。
まとめ
印刷で出にくい色はーー
紫、オレンジ
あざやかな青、ピンク
緑、黄緑など。
紫とオレンジは死にますね夕焼け表紙とかかなり…
そう言えば手元に夕焼け表紙のヨネダさんの同人誌あるんですがブロスでした。すごい綺麗なのでブロスで刷ったらいいかもしれないです(適当)
以上を踏まえて結論!
モニタの色を出すにはお金がかかる!
InDesignで小説同人誌(文庫)を簡単に作る~第二回
InDesignで小説同人誌(文庫)を簡単に作る~第二回
今回の作業→奥付を作って、ノンブルを入れます。
■奥付を作ります
簡単そうなところからやってるので次は奥付を作ります。
【ページを増やします】
右上のパネルの『ページ』を押すとページパネルが開きます。
これの下の、正方形の付箋みたいなマークを押すとどんどん新しいページができます。
選択してゴミ箱選ぶと削除もできるよ。
これで適当に四頁くらいまでつくっておきます。
【文字ツールで適当に入力します】
全部入れたらフォントのサイズをいじったり、黒い矢印で位置を調整したりしてください。
【罫線を引く】
線の引き方です。
四角い枠をつけるときと同じです。シフトキーを押しながら引けば直線になります。黒矢印で移動できます。
【均等割付っぽくする】
せっかくなので練習でやってみます。
インデントしたいところにタブキーで空白を入れておきます。
『書式』→『制御文字の表示』でタブ記号を見えるようにします。
ちゃんと入ってますね。
『書式』→『タブ』を開きます。
このようにするのですが、下向きのU字磁石のマークをクリックすると
このようにテキストの上に来るのでよりわかりやすくなります。
文字を均等割付にします。
出てないときは『T』がちゃんと選ばれているか、左上の【字/段】がちゃんと段になっているか確認してください。
【ページの中央に持ってくる】
『ページに揃える』だと右か左によってしまいます。なぜならノドを広くとっているから。
見た目のページの中心に持って来るにはレイアウトグリッド(緑のマス目)の中心に来るように指定するといいです。
整列パネルの『なんたらかんたらに揃える』を『マージンに揃える』にして、中心に持ってきたいオブジェクトを選択して、
団子二兄弟みたいなやつをクリックします。
中央に来てくれました。
【奥付完成!】
よく見る形のやつです。
●ノンブルを入れます
まず『書式』→『制御文字を隠す』でもとの表示に戻っておきましょう。
【マスターページをいじる】
この本全体に反映させる設定は、なのでマスターページというものを使います。
ページパネルの『A-マスター』というところをダブルクリックします。
するとまっさらなページが見開きで出てきます。
これがマスターページです。ここをいじると、全てのページにいじったとこが反映されます。
例えば、上の方にうさぎの絵を貼り付けたら、扉にも奥付にもうさぎが登場します。
なので、マスターページにページ番号を挿入すれば全ページに反映されるわけです。
さっそくやっていきます。
【ページ番号を入れます】
ノンブルの場所はどこでもいいですが、今回は推理小説っぽくしたいので上に入れてみます。
普通に先程までと同じように文字ツールをドラッグしてテキストボックスを作ります。
『右クリック』→『特殊文字の挿入』→『マーカー』→『現在のページ番号』
Aが入りましたね!これAではなくちゃんとページ番号になってます。
フォントを変更します。これはマスターページのAをドラッグして選択すれば普通の文字と同じように変更できます
※注意!欧米フォントも印刷所によって使えるものが決まっています。今回の印刷所さんだと
Ariel,Century,TimesNewRomanの3つです。わからなかったらTimesNewRomanにしましょう。
ためしに、ページパネルから扉のページや奥付のページを見てみましょう。
ページパネルのページをダブルクリックで開けます。
ちゃんと反映されていると思います。
ただ、まだ左側のページにしかAを入れていないので奇数ページしか反映されていません。マスターページに戻って、右側のページにも同じようにページ番号を入力してください。さっきのページ番号を黒矢印で選択→Altキーを押しながらドラッグでも
コピーできます。
【始まりページの変更】
ページパネルから、最初のページを右クリック→『ページ番号とセクションの指定』
出てきた設定ボックスの始まるページを好きな数字に変える。たいていは3。
これで3P始まりになります。
これでノンブルが全ページに入りました。ページパネルではまだ全四頁に見えますが、二ページ目さんページ目などにWordから小説をドゥルルルっと流し込むと一気に自動で二百うんページとかになってくれます。
目次や登場人物紹介を作って、本文を流し込めば完成です。
次回に続く。