レン高原で待ってる

ドリームランドの歩き方(クトゥルフ)

ムタール(セレネル海に浮かぶ島)

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ムタール(幻P62)気温(最高/最低)25/-2 天候曇り時々晴れ

セレネル海に浮かぶ美しい島。
ムタール近辺のセレネル海は透明で海の底まで透き通って見える。
そこには巨大なハマグリがいる。
このハマグリはガレー船の錨を飲み込むことも、鎖をちぎることもある。
ムタールは割と平和な島で、その完全に透明な美しい海と豊富な貝類、
ドリームランドの中では安全なほうということでわずかな観光資源と自給自足の素朴な人々が暮らしている。
彫刻家のなかにはオリアブから移住して、海の底に自分のギャラリーを作ってたのしむものもいるらしい。
天気の良いときには空中都市セラニアンのすがたを遠い空に見ることも出来るだろう。

【住民たち】
飲食店/炉端焼き/吟遊詩人/彫刻家/薪売/農家など

住人セリフ表示

「塩でも作れればいい儲けになりそうなんだけどねえここの海はあんまりしょっぱくないから」
「昨日ウミヘビを見たよありゃあきれいなもんだなあ」「青と黄色の縞縞で龍みてぇだった」
セラニアンに行ってみたいなあ!空に浮かんでるんでしょ?」
「インクァノクに行ってみたいって行ったらママが『奴隷にされちゃってもしらないから』って言うんだ…」
「海水浴に来たんだけど結構水が冷たいわね」
「ムタールとムナールを間違えるやつがいる。ムタールはこの島だし、ムナールはもっとずっと砂漠の地方のことだ」


⚠イベント『悪夢の中の悪夢』

ムタール近辺を夜に船で通過した際に起こる。
巨大なハマグリ(クラムモンスター)が通りすがりの者を眠らせ、悪夢を見せる。
その悪夢をハマグリは食べる。
ムタールの人たちは悪夢を見た記憶がない。
実際には悪夢を見るたびにハマグリに食されている。
ムタールの人たちは悪夢を食べられることに慣れている。


ガレー船の場合→錨を飲み込まれる。丸一日ここで夢を見せられ捕食される。
一日経過すると、錨が千切れて船はいずこへと流されていく。

ガレー船以外→半日程度、夢の世界に捕らわれる。

船に乗っていた人員は皆異様な眠気に襲われる。
眠りに落ちれば悪夢に囚われる。ただし、【不眠症】の狂気持ちは行動できても良い。
悪夢の中で探索者たちは目が覚める。

夢の中で彼らは恐ろしい目に遭うだろう。
トラウマになった経験、遭遇した神話生物、親しい人物の死、ロストした際の記憶などである。
また、この悪夢によるSAN値の減少は一律1D3である。
とてつもない恐怖で死にかけても、不思議とそこまで減っていないのが夢である。
目覚めるとMPは一時間につき1程度減少している。丸一日の場合MP1で目が覚める。

【ドリームランドでの夢の中における特殊な処理】
SAN値0探索者のみ、夢に入った瞬間に1D3の一時的なSAN値回復。
なお、このSAN値は目が覚めると再び0に戻るが、すこしの間つかのまの“正気”に蝕まれることになる。
SAN値0から1以上になった探索者は【アイデア】成功で【一時的正気】になる。

 

【一時的正気表】
時間:夢から醒めるまで
1 自分の行ったSAN値0行動を思い出してしまう
2 今自分の置かれている状況を理解する
3 冷静になってしまう
4 覚醒の世界が恋しくなる
5 罪悪感に襲われる
6 ああこれは夢だと思う(夢の中の明晰夢
7 覚醒の世界での走馬灯を見る
8 自分の人間関係を思い出す
9 栄養バランスが気になり始める
10 とにかくなにか(前向きな)行動を起こそうとする